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外国為替取引

外国為替取引(FX取引)は、異なった国の2つの通貨を売買(交換)することで、たとえば「1ドルを何円で両替(交換)する」という取引です。

朝のニュース番組で、ニューヨーク株式市場の動向と共に、(たとえば)「前日のNY外国為替市場でドル円は、1ドル=84円05-10銭で取引を終えました」と、取引状況が報道されます。でも、外国為替取引は、東京証券取引所のような取引所があるわけではありません。銀行や証券会社、外国為替仲介業者などの市場参加者は、専用回線を使って相対取引しているのです。 また、間接的に個人でも外貨預金や海外旅行で使う外貨への両替などで、すでに市場参加しています。

外国為替取引(Foreign Exchange Trading)で取引される価格(プライス)はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)やテクニカル要因などで、常に変動しています。

(A) ファンダメンタルズ要因:
・株価や原油など他の金融商品の動向
・戦争やテロなど国際紛争の勃発
・金融政策の変更や通貨当局による市場介入
・雇用統計、貿易収支、GDPや消費者物価指数などの経済指標の発表
(B) テクニカル要因:
・レジスタンスまたはサポートレベル
・チャートのフォーメーション形成

外国為替市場は、1日約2兆ドルもの規模の取引量を誇る、世界で最も流動性の高い巨大な金融マーケットです。外国為替取引は、月曜日早朝のオセアニアから始まり、アジア、欧州、米国へとつながって、24時間不眠不休で取引されるボーダーレスのマーケットです。

外国為替取引には、為替レートの変動の中で、機関投資家や輸出入企業が為替リスクをヘッジするだけでなく、相場の変動を利用して利益を得るスペキュレーター(投機家)が、マーケットに参加しています。

外国為替証拠金取引

1998年外為法の改正により、個人投資家でも自由に外貨取引できる「外国為替証拠金取引」という金融商品が生まれました。

外国為替証拠金取引は、「証拠金」を預託して、レバレッジ効果を生かすことで、少ない元手で大きな額の外貨取引をする、しかも差金決済によるハイリスク・ハイリターンの金融商品です。 これまで一般投資家ができなかった「すでに保有する外貨資産や貿易決済の為替ヘッジ」が、外国為替証拠金取引で可能にもなりました。

スワップ金利の獲得や分散投資、また各種要因(経済指標・通貨当局の発言など)による為替変動を利用して利益を得る目的で通貨を売買するスペキュレイティブ(投機的)な取引もできることで、積極的な資産運用を目指す一般投資家(デイトレーダー)も誕生しています。ただし、外国為替証拠金取引は、リスクの高い金融商品であることから、「余裕資金で取引参加」は、いうまでもありません。

(A)外国為替証拠金取引は、レバレッジ効果により、少ない元手で大きな運用益を獲得することができます。その反面、見通しが外れたときには大きな損失の発生につながってしまうリスクもあります。
(B)流動性および変動性も高く、資金効率のよい外貨取引です。
(C)為替レートが上昇もしくは下落のトレンドでも「買い」もしくは「売り」から取引を始められ、あとは市場の動向によって損益が決まります。
(D)利益目標と損切りをするレートを、あらかじめ設定することで、リスクコントロールができます。
(E)金利の高い通貨を買った場合に、決済の繰り延べ(ロールオーバー)時には、日毎にスワップ金利を得ることができます。
(* 逆に、金利の低い通貨を買って、ロースオーバーした場合では、投資家がスワップ金利を支払うことになります)

重要事項の説明

外国為替証拠金取引(以下、「本取引」という)は、元本が保証されていない金融商品です。本取引は、レバレッジ効果により、証拠金額に比して大きな取引金額での取引を行うことで、短期間で利益を獲得することも可能ですが、外国為替取引のその動向によっては、預け入れている証拠金を上回る損失が出ることもあります。また、ロスカットルールにより、思ってもいなかった約定レートで決済され、預入証拠金のほかに清算金を徴収される場合もあります。本取引の仕組みやリスクを理解したうえで、本取引を始められることをお勧めいたします。

外国為替証拠金取引に伴うリスクの存在:

(a) 為替変動リスク
買った(買い付けた) 通貨の価値が上がれば為替差益を得ますが、下がれば為替差損が発生するリスクがあります。特に、金曜日のニューヨーク外国為替市場が終了から日本で月曜日の早朝に取引開始までの時間帯に、不測の事態が発生すると、思ってもいなかった損失が発生することもあります。週末を挟んでポジションを保有することには、大きなリスクが伴います。各国の通貨当局による金融政策の変更や経済指標動向によっても、為替レート(価格)は大きく変動します。
(b) 金利変動リスク
金利の低い通貨や両建ポジションを保有する場合には、スワップ金利の支払いが日毎発生し、しかもスワップ金利は日毎変動するリスクがあります。
(c) 流動性リスク
取引の需要が少ない通貨や通貨ペアは、ちょっとした変動要因で為替レートは大きく動き、また市場環境によっては希望する価格で取引ができないことや、取引レートの提示が困難となるリスクがあります。経済指標の発表前後やクリスマス休暇などの祝日には、通常の取引日に比べて大きく流動性が低下します。
(d) 信用リスク
取引する取扱会社や取扱会社のヘッジ先金融機関が、万一、破綻した場合に証拠金や保有ポジションが保全されないリスクがあります。
(e) カントリー・リスク
取引した通貨ペアの対象通貨国における政変・金融政策・テロなどの不測要因で取引不能となるリスクがあります。
(f) 電子取引リスク
①オンライン取引には、利用するコンピューター機器の異常や故障、オンラインの通信障害、誤作動等が存在します。それらを起因として取引注文や約定が不能となるリスクがあります。

②オンライン取引に使用するユーザーIDやパスワード等の個人情報が、第3者に漏洩、窃盗、 被詐取されるリスクがあります。